万像自在記 『子ども会(子ども会育成会)の「不易と流行」を希求する』

 子ども会(子ども会育成会)の「不易と流行」を再び問いたい。

 私が子ども会(子ども会育成会)と関わって25年ほどになります。子ども会は「妻任せ」でしたが、教員から行政職(社会教育主事)に転属し、突然積極的参加者にかわりました。
 初めて参加した専門指導者研修会では「子どもは未来から派遣された留学生である。母国の将来はこの子らの学習次第である」と大学の先生の話が印象的でした。21世紀になって、社会は急激に大きく変貌するといわれ、15年が過ぎ、豊になった「もの」はなんでしょうか。
 留学生(当時の子どもたち)が活躍する21世紀”何かは”豊かになっているはずでした。元気一杯に遊びに来る子ども達の未来は,平和と健康と安心と思いやりと・・・・夢一杯の未来社会?を築いてきたはずたったのですが。
 現実には,子どもを取り巻くニュースは犯罪(?)の低年齢化,学力体力気力・・の低下・児童の生活習慣病不登校児童生徒の増加・社会不適応,家族の崩壊,格差社会の拡大,ニートフリーター世代,体罰スマホ依存・・・次々へと教育課題が出てきます。
 これからも、決してあきらめることなく、夢を描きつつ、子ども会(子ども会育成会)は「何かの豊かさと何かの貧しさの中」で,確固たる教育と福祉の理念のもと,生涯学習時代における「柔軟性に富んだたくましい児童」「人に優しく、自らも幸せになれる力を持った大人」へ育てる一翼を担う立場にある事を強く理解し,使命感と笑顔を携えて、今後も社会のニーズに応えてくのでしょう。


                     ”夢===幸せ”
                                         小学6年    平 弘美
           お金で買えるモノじゃない
           誰かにおしつけられるモノじゃない
           自分でみつけて 自分で選んで 自分の力で
           かなえることが できるんだ
           守りたい 手ばなしたくない
           そう思えるモノが 本当の夢
          大切だから・・・・自分自身の力で育てたい
           いっぱい お陽ひさまに あててやって 
           時には強い風や雨から 守ってやって
           水や肥料を与えてやって
           ちゃんと育ててあげたら
       ”夢”はきっと いつか花を咲かせることができるはず